アサーションと自己表現の種類
3つの自己表現方法
自己表現方法は大きく分けて3つの自己表現に分かれます。一つ目は、非主張的(ノン・アサーティブ)な自己表現です。非主張的は相手を大切にするが、自分は大切にしない自己表現です。2つ目は、攻撃的な(アグレッシブ)自己表現です。攻撃的な自己表現は自分を大切にするが、相手を大切にしない自己表現です。
3つ目はアサーティブな自己表現です。アサーティブな自己表現は自分も相手も大切した自己表現です。それぞれの自己表現を使ったとき反応を自分側から見たときと相手側から見たときに分けて検証していきます。
非主張的(ノン・アサーティブ)な自己表現
自分の意見や主張をしなかったことによって不満をためてしまう自己表現です。意見を言わないのではなく、消極的な態度で主張したりすることも含まれます。相手を尊重してるように見えますが、実は自分に対して素直ではなく、相手に対しても率直ではありません。非主張的(ノン・アサーティブ)な自己表現は、自分に対しても、相手に対しても良くない自己表現です。
自分側から見た非主張的(ノン・アサーティブ)な自己表現
自分に自信がなくなり、相手に対して被害感を持ってしまいます。相手が自分が我慢していることに気付いてもらえないと、相手とのコミュニケーションを避けたり、ストレスがたまり、心身に影響が出ます。不満が一気に爆発して相手を攻撃的になることもあります。
相手側から見た非主張的(ノン・アサーティブ)な自己表現
同調してくれるため、相手が不満をためていることに気付かないことも多く、自分が相手を支配してやろうと思うことがあります。言いたいことに言わないために、苛立ったり、不信感をいだきます。
攻撃的な(アグレッシブ)自己表現
自分の意見や主張をはっきり伝えます。しかしその主張は相手の気持ちや欲求を考えないため、相手に嫌われてしまうこともあります。
自分側から見た攻撃的な(アグレッシブ)自己表現
自信をもっているように見えますが、相手を否定することによってそれが成り立ってる甘えた自己肯定です。相手が自分の思い通りにならないと、苛立ちを感じて心身に影響が出ます。人は必要以上にあまり関わりたくと感じて、孤立してしまいます。攻撃的な自己表現を続けてると、お互いの気持ちの良い関係を作ることが難しくなります。
相手側から見た攻撃的な(アグレッシブ)自己表現
自分を大切にしてくれないことに対する、怒りで恨みを持つことがあります。
アサーティブな自己表現
自分の意見を素直に伝え、相手の意見も聞く自己表現です。自分の主張だけではなく、相手の意見に聞く耳を持ち、相手が何を考えているのか、何を欲しているのかに関心を持っている。自分は不安に感じていたり、気持ちが動揺しているときでも、「私は不安なんだ」、「どうしたらいいかわからない」など素直に伝えることがアーサーティブな表現です。このような日常では、否定的に捉える表現でもアサーションでは大切な自己表現として考えます。
自分側から見たアサーティブな自己表現
自分の意見やたとえ「No」といわれても、なぜ「No」と言われたのか、また相手はこう考えているなど相手を理解することができます。
相手側から見たアサーティブな自己表現
言葉の行き違いがなくなるため、誤解がなくなります。
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